2014年1月20日月曜日

テロップのこと

 新年明けて早くも月半ばを過ぎました!
なんだか今年も慌ただしく日々が過ぎていきそうな予感がしているTri-logueの面々ですが、今年最初の活動は初詣と景気づけの火鍋を囲むこと!

 というわけで先日、商売繁盛や開運招福のご利益を授かりに神田明神へお参りに行ってきました。何を祈願したのかはナイショにしておきますが、かなり真剣に手を合わせてきましたよ!

 さて、今回はテロップ(文字情報)についてお話しします。字幕に限らず、吹き替え版でも画面上に日本語のテロップが出ることがありますね。これは主に映像に出てくる地名や年号などの文字情報を訳したものです。でも映像の中に原語の文字情報が出ていないのに日本語のテロップが表示されることもたまにありますよね。これは、誰がどうやって決めて出しているのでしょうか。

 実はほとんどの場合、テロップを出すかどうかは翻訳者の裁量で判断します。では、どういった場合に出すかというと、物語に関係があると思われる標識や看板、店や建物の名前や表札などです。たとえば病院のシーンで登場人物が“診察室”に入るのか“処置室”に入るのかで、展開の予想はだいぶ違ってくると思います。意外な人物が実はスパイだった!などという驚きの展開も、テロップがなければ伝わらないかもしれません。英語を読める人には分かるのに、読めないと分からないとなると、与えられた情報に差が生じますよね。これでは困っちゃいます。観客や視聴者に物語をまんべんなく理解してもらうために、必要と思われる情報を日本語のテロップにして補足する。これも映像翻訳者にとって重要な作業のひとつなのです。

次に洋画や海外ドラマを見るときは、ぜひテロップにも注目してみてくださいね! yoko

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