2014年10月31日金曜日

作品を語る

秋の深まりを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
寒さに弱いyokoにはつらい季節がやってきます…。

 11月7日と12日に日本映像翻訳アカデミーで「作品を手がけた吹き替え翻訳者と『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の楽しさを語る会」というイベントが開催されます。翻訳者が担当作品について熱く語る…これ、ものすごく興味ありませんか?物語の裏も表も知り尽くした翻訳者が、作品愛を炸裂させるすてきな会。盛り上がること必至です!といっても今回は受講生と修了生のための企画なので、参加できない方のために私yokoとizumiが潜入してレポートしますね!

 担当した作品を語るということ…これ、実はとても大事なことだと思います。翻訳をする段階で登場人物の個性や物語の背景などをしっかりとらえるのは当たり前ですよね。ストーリーを追いながら、「なぜこの場面で、このセリフを言っているのか」「セリフを言ったあとの表情は何を意味するのか」、などと常に自問しながら作業をするものです。ところが、いざ作品について語ってみようとすると、なかなか言葉が出てこないことがあります。その場合は、おそらく思っているほど作品を理解できていません。字幕として間違いはないけれど、単純だと思っていたセリフの裏に意味があったことにあとになって気づく、なんてこともありえます。逆に語り出したら熱がこもって止まらないという場合は、きっと完全に物語の裏表まで理解できている、ということですよね。

 梗概を書いてみたり、観客がいるつもりで作品を語ってみたりすれば、自分がどのくらい作品を理解できているのかを計ることができそうです。推敲の前にこの作業を取り入れて、より深みのあるセリフ作りを心がけたいですね。 yoko


ところで、日本映像翻訳アカデミーのフェイスブックページで、現在公開中の映画『FRANK -フランク-』の紹介をさせていただきました。こちらも是非、ご覧下さい♫

日本映像翻訳アカデミーのFBページはこちら: https://www.facebook.com/JvtaTokyoLa



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