2015年1月25日日曜日

チェックバックはつら…くないよ!

 今週は映像翻訳者が恐れおののくチェックバックのお話(笑)。映像翻訳の仕事をしているかぎり納品すれば、ほぼ必ずチェックバックが来ます。練りに練って自分なりに完璧に仕上げたつもりの原稿も、冷静なチェッカーさんが目を通せば何かしら修正案が見つかるものです。

 振り返ってみると、駆け出しの頃はあふれんばかりの情熱と根拠のない自信が邪魔をして、チェッカーさんの意見を素直に受け入れるのに苦労したこともありました。時間をおいて冷静に1つひとつ見直せば納得するほかないような指摘ばかりなのに、すぐには認められずに1人で悶々としてみたり、落ち込んでみたり…ならばいっそ、とチェッカーさんの意見をすべて受け入れてしまう時期もありました。

 そんなふうに心揺れ動く時期を繰り返し、さまざまなタイプのチェッカーさんとのおつきあいを経験してやっと訪れた中堅期。以前はチェックバックのメールが届くたびに胃がキリキリしたものですが、翻訳者としての年季を重ね、最近ようやく落ち着いて向き合えるようになった気がします。チェックバックに対する向き合い方は、翻訳した作品の数だけ経験するものなので度胸も据わってくる…とも言えますが(笑)

 そんなわけで今では「チェックバックは成績表ではなく、チェッカーさんと一緒に原稿をブラッシュアップするための作業」と言えるまでに成長しました!翻訳作業は作品を世に送り出すために必要なひとつの段階。大勢の人が力を合わせて作っている、ということを念頭に置いて力を尽くす。翻訳者もチェッカーさんも「作品の良さを伝えたい」という気持ちは同じはずです。“評価をされている”のではなく、“共に作り上げている”という意識で向き合うこと。

これがより良い作品作りにつながるのだと信じて、今日も受信フォルダーを震える手で開くのです(あれ…?笑)yoko

 そんなyokoが講師を担当するセミナーは参加者募集中です!
字幕翻訳に興味のある方、映像翻訳者を目指している方はぜひぜひご参加ください♪

サンフレアアカデミー・オープンスクール2015春
2月28日(土)13時~15時
作品と共に泣き笑い~字幕翻訳という仕事~




0 件のコメント:

コメントを投稿