2015年12月14日月曜日

私の過渡期

 先日、JTF翻訳祭の『曲がり角を抜けて、ベテランへ』というパネルディスカッションでパネリストとして登壇しました。私はいま翻訳者人生15年目の中堅といったところ。議題のとおり、中堅の曲がり角を抜けて、なんとかベテランへの大きすぎるステップを這い上がろうともがいているところです。翻訳祭ではレベルアップに必要な「時給アップ」や「スピードアップ」のための実践的なアドバイスのほか、客観的に自分のレベルをとらえることの大切さなどについて、それぞれのパネリストが質問に答える形でお話ししました。

 2015年は私にとっては過渡期と言える年でした。結論を先に言うと、取引先がかなり入れ替わり、報酬は平均的にアップしました。これはとてもありがたいことで、単純に言えばレベルアップに成功したわけです。ですが実際のところは、これまで安定していた受注量がバラついてなんとも落ち着かない状況が続く苦しい時でもありました。

 新しい会社との取引を求めて営業活動をするには体力が必要ですよね。営業してもその日に仕事がもらえるわけではないし、いざお仕事の打診をいただいたら、よほどのことがないかぎり断りたくありません。そのために、ある程度余裕を持たせたスケジュールで連絡待ちをしたいのですが、そううまくいくわけもなく…。だからといって、無理に仕事を詰め込んでしまうと100%の力が出せなかったり、品質にバラつきが出てしまったり…で結果、後悔したことも正直ありました(泣)
この反省はレベルアップのための痛い経験として私の心に深く刻まれています。

 もちろん、いい経験もできました。仲間から新しい会社を紹介してもらえたり、すばらしい担当者と出会って今まで以上に「一緒に作品を作っている」という思いが深まったり、ストレートに褒めていただいたり…こういった経験は直接やる気につながりますね。

 セミナー直前まで修羅場が続いて苦労もありましたが、登壇してあらためて日々の翻訳生活を振り返り、まだまだできる努力があると実感しました。スケジュールが安定するまではもう少し時間がかかりそうなので、今後は空いた時間には体力を温存し、書きためたきた訳語メモを見やすくまとめてみたり、読みかけの参考資料を積ん読リストから外していこうと思います。

まだまだ今年は終わってないけれど、来年がどんな年になるか…楽しみ♪ yoko

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