2017年12月4日月曜日

映画雑記2017秋

izumiです。いよいよ年末モード…を前にして、手持ちの仕事がゼロに。(チェックバック諸々はありますが。)いつもなら焦るところですが、年末にドラマの新シーズンが控えているため、ちょっと余裕なワタクシ。今年はずいぶん頑張ったし、ひと息つく時間も大事。というわけで、最近見た映画を備忘録的にまとめてみました。

ゲット・アウト
予告編を見て気になってたホラー。なるべく情報を入れないようにして映画館へ。面白かった~~~!久しぶりに大当たりのホラーでした!(いや、コメディ?)とにかく脚本が秀逸。字幕は種市譲二さん。セリフのノリにピッタリで、特に"f***"を含む罵倒語の落とし込み方が絶妙。見た後にいろんな解説や解釈を読み、また見たくなってます。

クボ 2本の弦の秘密
日本文化が大好きなアメリカ人が作ったストップモーションアニメ。気軽に見に行ったら、もう大好きな世界観で悶絶!黒澤映画や宮崎アニメや北斎や日本の民話や神話が詰まっていて、アメリカの冒険もののワクワクもあって、最後は完全にやられました。さらに物語を盛り上げるのが石田泰子さんの字幕。もしや原作ですか?というくらいの完成度。最初から最後まで書き写して唱えたい!吹替も絶対に行きます♪

『ローラ』
1961年の作品のリバイバル上映。字幕は寺尾次郎さん。大好きな『ロシュフォールの恋人たち』のジャック・ドゥミ監督の長編第1作、音楽はミシェル・ルグラン(アニエス・ヴァルダも!)、さらに私にとって『ロシュフォール~』と『シェルブールの雨傘』をつなぐミッシング・ピース。ようやく見られました!主演のアヌーク・エーメがとにかくキュートで好きにならずにいられない。『男と女』とはまた違った美しさ。(憧れて髪を伸ばそうとしたこともあったっけ。)続編の『モデル・ショップ』も見たいけど、末路を知ってるだけに見るのが怖いような・・・。ドゥミ、恐るべし。

ポリーナ、私を踊る
字幕は古田由紀子さん。コミック(BD)が原作なだけあって、とても視覚的な作品。実際にバレエダンサーとして活躍するアナスタシア・シェフツォワが主役とあって、踊るシーンがすばらしい。表情もいい。相手役のニールス・シュナイダーは、私が字幕を担当した『さよなら、ぼくのモンスター』のアリオシャ・シュナイダーのお兄さん。美形兄弟!ジュリエット・ビノシュも含め、踊りのレベルが高く、物語に引き込まれました。

ダンケルク
これは少し前ですが、大好きな作品の1つ。戦場の現実を「これでもか!」とたたみかけるように描く。クライマックスかと思いきや、また次の苦難が襲いかかり、終わりのない緊張感と恐怖。リアルです。敵であるドイツ兵の顔がまったく出ないのも、「誰が敵なのか?」という戦争の根本的な問題を問いかけるかのよう。もちろんIMAXで見ました!ノーラン監督、天才!字幕はゼミで1年お世話になったことのあるアンゼたかし先生。

一人の男と二人の主人』(ナショナル・ライブ・シアター)
英国ナショナル・シアターの舞台を映像で贈るこのシリーズ。初めて見ましたが、本当に劇場でいるような臨場感が味わえました。ジェームズ・コーデン主演のドタバタコメディで、最初から最後まで大笑い!彼のドヤ顔、たまりません。本場の舞台を映画館で楽しめるなんて、本当にいい時代♪

不思議の国のアリス』(ロイヤル・バレエ・シネマ)
こちらは上記のバレエ版。英国ロイヤル・バレエの舞台を映画館で見れちゃいます。『くるみ割り~』『眠れる森~』も見ましたが、幕間にインタビューや舞台裏を見せてくれて楽しめます。評判の『アリス』は映像も駆使したカラフルでコケティッシュで贅沢な舞台。スターダンサー達の芸達者ぶりに、爆笑&うっとりでした。

番外編として、舞台はイキウメの『散歩する侵略者』、劇団☆新感線の『髑髏城の七人』(花、風)、フランスの現代サーカスXYカンパニー『夜はこれから』、高知で見たジャコ・ヴァン・ドルマル監督の『KISS & CRY』(ナレーション翻訳を友人の柏木祥子さんが担当)。どれも、その場に立ち会えたことに感謝したくなるすばらしい舞台でした。やっぱり生の力はすごい。

他にバレエもいくつか…。秋はインプットしまくりでしたね。すばらしい舞台を見るたび「生の力には、かなわない」とおののき、いい映画を見るたび「こんな作品を生み出す世界に関われて幸せ」と幸せをかみしめる。これでまた、しばらく頑張れそうです。

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